時事イタリア語

イタリア語の新聞で最新のニュースを読みます

トルコ、領空侵犯が続けば、ロシアから天然ガスを購入しないと警告

シリアへのロシアの攻撃はつづいている。カスピ海のロシア軍艦から発射された21口径のミサイルが、「テロリスト」の支配する11の場所を攻撃したという。これはロシア政府系の通信社サナが伝えたものであり、攻撃された場所は、シリアのラッカ、アレッポ、イ…

「ナイフのインティファーダ」。第三次インティファーダの始まりか

イスラエルを襲っている暴力の波は鎮まることがない。ネタニヤフ首相は、イスラエル、とくにエルサレム東部とヨルダン川西岸地区を襲っている暴力行為をすでに「テロリズム」と呼んでいる。昨日には6名がナイフで襲われて負傷した。ネタニヤフ首相はこれを「…

カスピ海から発射したロシアのミサイル、誤ってイランに落下か

ロシアがカスピ海の軍艦からシリアに向けて発射したミサイルの一部が、イラン国内に落下したという。これを発表したのはアメリカ合衆国の国防総省で、これらのミサイルで被害や犠牲者が発生したかどうかは明らかにしていない。ロシアの4発のミサイルが方向を…

襲撃のつづくイスラエル

エルサレムでは今朝、旧市街のレオニ門でパレスチナ人の女性がイスラエル人を刺す事件があり、警察は旧市街の主要な入り口であるダマスカス門を閉鎖し、エルサレムの住民たちが神殿の丘に立ち入らないようにしている。数百人の警察官が旧市街をパトロールし…

ロシア、カスピ海からもシリアを空爆

ロシアは海からもシリアを攻撃し始めた。本日早朝からロシア政府は、9月30日に始まった空爆のうちでも最も激しい空爆を実行した。この空爆は、アサド政権と対立している反体制派に向けて行われたものである。ただし本日の攻撃の新しい点は、空爆を実行したの…

シリアの市民を恐怖に陥れるロシアの空爆

シリアのホムス州のホムスの町から約12 kmほど北にあるタルビサの町に一年以上も前から妻と娘とともに住んでいるアシュラフさんに取材した。アシュラフさんは英語教師としてシリアで働いていたが、もう4年間も仕事がない。「ホムスの北の地域では一週間前か…

ロシア、シリアに地上軍の派遣を検討

ロシア下院のウラジーミル・コモエドフ国防委員長は、「われわれの義勇兵たちがシリアに向かうのを押しとどめることはできない」と発言した。プーチン大統領は、アサド政権の支援を空爆だけに限定しようと望んでいるものの、委員長は「ロシアの義勇兵」が、…

アッバス大統領、イスラエルとの軍事紛争のエスカレーションは望ましくないと発言

パレスチナのアッバス大統領は、ヨルダン川西岸地区とエルサレムで発生している暴力行為について「イスラエルとの軍事紛争のエスカレーションは望ましくない」と語っており、緊張の高まりを緩和する意図を示した。アッバス大統領はPLOの会議を主催した後に、…

イスラエル軍、ハマスの組織を急襲し、先日のイスラエル人殺害犯人を逮捕

イスラエル軍はヨルダン川西岸地区のナブルスで、ハマスの組織を急襲し、10月1日に6人の息子たちの両親エイタム・ヘンキンとナーマ・ヘンキンの二人を殺害した犯人とされる人々を逮捕した。これらはハマスに所属する5名のグループで、これまで2度にわたって…

NATO、ロシアのトルコ領空侵犯を非難

NATOはロシアにたいして、シリアの「反体制派と市民たちへの攻撃をただちに中止する」ことを要請し、ロシア空軍の戦闘機がトルコの領空を、すなわちNATOの領空を侵犯したことを「非難」した。ロシアはシリアでの空爆で、イスラム国だけでなく、アサド体制と…

イスラム国、シリアの古代都市パルミラのシンボルの凱旋門も爆破。ビデオと写真つき

イスラム国は、シリアの古代都市パルミラのシンボルとされた凱旋門も破壊した。これはシリア政府の文化省文化財博物館総局のマムーン・アブドルカリム総裁が明らかにしたものであり、イスラム国は「しばらく前から地雷を設置していたが、昨日、凱旋門を爆破…

緊張が高まるエルサレム。警察は旧市街へのパレスチナ人の立ち入りを禁止

イスラエル当局は、2日間にわたって、パレスチナ人がエルサレムの旧市街に立ち入るのを禁止した。ここ数日、イスラエル人への攻撃がつづいていることから、警察がこの禁止令を発布したものであり、合計で2人が死亡し3名が負傷している(そのうちの1人は2歳の…

シリアのアサド大統領、初めて辞任の可能性を容認

シリアのアサド大統領は初めて、「わたしが大統領の地位を離れることが、問題を解決するのであれば、辞職することをためらうものではない」と、辞職の可能性を認めたが、その場合の帰結についても強調した。これまではアサド大統領は、シリア国民の意志であ…

コラムニスト、イスラム国はウィルスのようなもので、早期発見が必要と強調

メディア・グループの「アルジャジーラ」のコラムニストであるファード・ビン・ジュレイド氏によると、「イスラム国はウィルスのようなものだ。病気になった庁越すが見られたならば、治安組織と医者を呼ぶべきだ」という。イスラム国の思想はウィルスのよう…

「国境なき医師団」、クンドゥズの誤爆への調査の即時開始を要求

「国境なき医師団」は、アフガニスタンのクンドゥズ市の病院への「友軍」による空爆によって恐怖を味わわされ、「戦争犯罪」が犯されたと叫んでいる。誤爆による死者は22名に達した。スタッフの死者が12名、患者の死者が10名(そのうちの3名は子供だった)、…

NATO軍のジェット機、アフガニスタンのクンドゥズで、「国境なき医師団の病院を誤爆。14名が死亡

NATO軍のジェット機が誤って、アフガニスタンのクンドゥズで、「国境なき医師団の病院を爆撃してしまった。これはアフタル・ムハンマド・マンスール師の率いるタリバンと戦う作戦の困難さをまざまざと示すものである。タリバンはアフガニスタン政府軍の虚を…

エルサレムでパレスチナ人がイスラエルの一家を襲撃

イスラエルで新たな襲撃が発生し、2名の男性が死亡し、21歳の女性が危篤状態にあり、2歳の子供が軽症を負った。この襲撃は、エルサレムの旧市街のレオニ門の近くで、ユダヤ人野人の家族と別の一人の人物がナイフで襲われたものである。攻撃したのはパレスチ…

エジプト軍、イスラム国と闘うためにリビア国内で戦闘

リビアのムハンマド・ダイリ外相は、「エジプト軍がわが国の領土で、テロリストと密航業者を攻撃する作戦を実行している」ことを明らかにした。この作戦は「治安を維持するための両国の共同作戦」であるという。これは「アルハヤット」のインタビューで明ら…

ロシア、600名のテロリストがシリアを離れてヨーロッパに向かうと警告

ロシアの参謀本部は、ロシアの爆撃機はシリアのてロリストの拠点への空爆を強化していることを明らかにしており、すべての当事者に協力を要請している。ロシアの空爆でこれまでシリアのイスラム国の50か所の拠点が破壊されたことを、アンドレイ・カルタポロ…

ロシアのシリア空爆、3か月から4か月はつづけられる見込み

シリアでロシアの空爆が開始されてから3日目になった。 ロシア議会下院国際委員会のアレクセイ・プシュコフ議長によると、空爆は3ケ月から4ケ月間はつづけられる可能性があるという。ロシアは昨日はイスラム国の本拠地とみなされているラッカを空爆し、イス…

グアテマラで大規模な土砂崩れ。死者9名以上、行方不明200名以上

グアテマラの首都の郊外のサンタ・カタリナ・ピヌラで大規模な土砂崩れがあり、少なくとも9名が死亡し、200名以上が行方不明になっている。警察のスポークスマンは、この地域に大雨が降り、地面が緩んで地滑りが起きたために、この土砂崩れによる被害が発生…

ナイジェリアのマイドゥグリでボコ・ハラムによる新たな襲撃

10月1日の夜、ナイジェリアの北東部にあるボルノ州の州都であるマイドゥグリの町のモスクの近くを5人の少女たちがぶらぶらと歩いていた。モスクの近くでは数百人の信者たちが、その夜の祈りを捧げるためにモスクの近くに集まっていた。彼らは祈りの時間を持…

ウルグアイ、2016年の6月から薬局で「国の」マリファナを販売

2016年の6月から、ウルグアイでは薬局でマリファナが販売されることになろう。うルアイのマリファナ管理規制局のアウグスト・ビタレ局長は、すでに2社が年間2トンまでのマリファナを栽培する業務を委託されていると発表している。このマリファナは薬局で月に…

シリアで別々の戦争を戦うロシアとアメリカ。事態は急速に展開

シリアでの内戦はここ数か月の間、膠着状態にあったが、それまで傍観していた諸国とその軍隊が参戦したことで、事態は急速に動き始めている。ロシアはシリアのアサド政権を擁護するために内戦に参戦しており、空爆をつづけている。これにたいしてアメリカ合…

ヨルダン川西岸地区で自動車に乗っていた二人のイスラエル人が攻撃され、死亡

ヨルダン川西岸地区のベイト・フリク近くで自動車が攻撃され、2人のイスラエル人が死亡した。この自動車には4人の子供も乗っていたが、子供たちは重傷は負っていない。殺害された2人は、これらの子供たちの両親である。 これまで明らかにされたところでは、…

ロシア、シリアで空爆を開始。攻撃目標はイスラム国ではなく反乱軍か

ロシアはシリアで空爆を開始したが、攻撃した最初のターゲットは、ホムス州の各地とホムスの町だった。アメリカ軍の情報筋によると、「航空機による攻撃」の許可を求めたプーチン大統領の要請をロシアの連邦院(上院)が認可した数時間後に、ロシアの戦闘機…

アフガニスタン、アメリカ軍の空爆の援助を受けて、クンドゥズ市の奪還作戦を開始

昨日タリバンの手に落ちたアフガニスタン北部のクンドゥズ州の州都であるクンドゥズ市の奪還作戦が始まった。この作戦にはアメリカ軍も空爆で参加している。 アフガニスタン軍の特別治安部隊が、アメリカ合衆国の空爆の援助のもとで、本日早朝に、昨日タリバ…

国連総会、シリア問題をめぐって各国首脳が演説

アメリカ合衆国のオバマ大統領はニューヨークで、国連の70周年記念総会で演説し、シリアでの「紛争を解決するために、ロシアやイランを含むすべての国と協力する用意がある」と声明した。「バシャール・アサドはシリアの国民に暴虐を振るった。シリアでの解…

エルサレムの神殿の丘での衝突は二日目に

エルサレムの神殿の丘での衝突は二日目を迎えた(前回の危機からまだ数週間しかすぎていないのである)。今朝も、イスラエル警察の部隊が、イスラーム活動家グループと衝突した。活動家たちは昨晩アル=アクサのモスクにバリケードを作った。赤十字によると、…

タリバン、アフガニスタンのクンドゥズ市の掌握に成功か

タリバンは本日、アフガニスタンの治安部隊の虚をついて、クンドゥズ州の州都であるクンドゥズ市のほぼ全域を掌握することに成功した。 タリバンとアフガニスタン政府の14年にわたる対立の歴史において、これは前例のないことであり、アフガニスタン政府と州…