国連安全保障理事会、スレブレニツァの虐殺をジェノサイドとして非難する提案を否決。ロシアが拒否権
国連安全保障理事会に、スレブレニツァでの殺戮をジェノサイドとして非難する提案が、事件から20年目となる時期に合わせて提出されたが、ロシアが拒否権を行使して否決された。中国、ナイジェリア、アンゴラ、ベネズエラは棄権したが、他の諸国は8000人のイスラーム教徒たちが殺害されたこの事件をジェノサイドと認定することに賛成した。アメリカ合衆国とイギリスが、ロシアに拒否権を行使しないように説得していたために、投票が延期されていた。
ロシアのヴィタリー・チュルキン国連大使は、この提案は「建設的なものではなく、攻撃的で政治的な動機によるもの」と呼んでいる。拒否権が行使される数日前には、『オブザーバー』誌に、この虐殺にたいして西洋諸国が沈黙を守り、共犯として行動していたことを示す調査が発表されて、議論を集めていた。
ロシアはこの虐殺を「国際界の犯したもっとも重大な犯罪」と呼ぶことを提案した。ハーグに設置された国連の戦犯法廷は、1995年7月11日に起きたこの虐殺をジェノサイドと定義している。ボスニア戦争が終わりかけていたこの日に、セルビアとボスニアの軍隊が、国連が安全地帯として宣言していたスレブレニツァの飛び地に攻撃をかけた。ここにはボスニアのイスラーム教徒たちが避難していたのであり、これらの市民は殺害されて共同墓地に埋められたのだった。
セルビア共和国では、ロシアの拒否権の行使に満足している。セルビアのトミスラヴ・ニコリッチ大統領は、「ロシアはセルビアの真の真摯な友国であることを証明した」と語っており、本日は「セルビアにとって偉大な日である」という。大統領は声明文において「本日は、セルビアが脅しと最終通告に屈しなかった日であり、ロシアに制裁を加えるという圧力に抵抗した日であり、真実と正義を妥協することなく尊重した日である」と語っている。
Veto Russia all'Onu su Srebrenica, no alla condanna del genocidio
La Russia aveva proposto di condannare "i crimini più gravi che riguardano la comunità internazionale". Il tribunale Onu per i crimini di guerra dell'Aia ha in precedenza definito genocidio il massacro dell'11 luglio 1995. Quel giorno, verso la fine della guerra di Bosnia, le forze serbo-bosniache attaccarono l'enclave di Srebrenica, dichiarata 'zona protetta' dalle Nazioni Unite e in cui migliaia di musulmani bosniaci avevano trovato rifugio. I civili finirono poi nelle fosse comuni.
La scelta di Mosca è piaciuta a Belgrado. "La Russia ha dimostrato di essere un amico vero e sincero della Serbia" ha detto il presidente Tomislav Nikolic, che ha parlato di "un grande giorno per la Serbia". "Oggi - ha detto in un comunicato