シエラレオネのマケニでは、最後のエボラ出血熱患者となるアダマ・サンコーさんの退院を祝うパーティが開かれた。シエラレオネではもう2週間にわたって、新たな患者が現れていない。25日に、サンコーさんが退院すると、医療関係者だけではなく、地元の人々も集まって、祝賀パーティが開かれた。このパーティにはシエラレオネのアーネスト・バイ・コロマ大統領もが出席し、「エボラ出血熱の終焉の始まり」を祝った。
シエラレオネにはまだ28名の人々が隔離されており、今週末まで監視がつつけられるが、現在はエボラ出血熱の診断を受けている人は一人もいない。この疾患の終焉を宣言することができるのは、最後の患者が退院してから42日後になってからのことである。
コロマ大統領は、サンコーさんに治癒の証明書を渡して、「あなたが地元の村に戻り、もとの生活に戻れることを、わたしたちは期待しましょう」と語った。シエラレオネは、すでに数か月前にエボラ出血熱の終焉を祝ったリベリアにつづいて、終焉宣言をしたいと願っている。現在まだ新たな患者がでているのは、西アフリカのギニアだけである。
Ebola, dimessa l'ultima paziente: si fa festa in Sierra Leone - Repubblica.it
Ebola, dimessa l'ultima paziente: si fa festa in Sierra Leone