時事イタリア語

イタリア語の新聞で最新のニュースを読みます

戦闘激化でアレッポから多数の市民が逃走

シリアのハマス、イドリブ、アレッポ地域で、ロシア、イラン、シリア政府軍による空爆と地上軍の攻撃が激化しているために、13万人の市民が難民となって逃走しているという。これはシリアとトルコの国境近くのガズィアンテプに本拠をおくシリアと国際的な47…

ボコ・ハラム、二か所のモスクでテロ。死者55名。カメルーンのケラワの町も掌握

ナイジェリア北部の町の2か所のモスクが攻撃され、少なくとも55人が死亡し、100人以上が負傷した。まだ犯行声明は発表されていないが、ターゲットの性格と攻撃の激しさからみて、イスラーム過激派のボコ・ハラムによる犯行と考えられる。これまでボコ・ハラ…

「イスラム国」、ヘブライ語のビデオでイスラエルを攻撃すると宣言

「イスラム国」は、ヘブライ語のビデオを初めて作成し、「国境を打ち破り、お前たちを攻撃する」とイスラエルを脅した。このビデオでは、戦闘服を着たイスラム国の兵士が、爆弾を身につけ、ライフルを手に持って、カメラに向かってヘブライ語で話している。…

アメリカ軍、キリクーク近くで70名ほどの人質を解放。2011年のイラク撤退以来初めて、アメリカ兵が死亡

アメリカ合衆国は、イラクのキルクク近くの「イスラム国」の牢獄に捕らえられていた人質たちを救助する作戦を実行した。アメリカ軍の特殊部隊デルタ・フォースは、イラクのキルクーク州のキルクークの南にある町ハウィジャで、クルド人の特別部隊を支援する…

イタリアに売られるエジプト移民の子供たち。強制労働、麻薬の売買、性的な濫用、売春の手段に

エジプトの移民・在外エジプト人担当のナビーラ・マクラム国務大臣は、「このほどイタリアに、11歳未満の子供たちの移民560名近くが、密輸船で運ばれたことが明らかになった」と指摘し、エジプトに「子供の移民」を密輸する組織が存在することを強調した。 大…

シリアのアサド大統領、制裁に反して突如モスクワを訪問

クレムリンでシリアのアサド大統領とロシアのプーチン大統領の会談が開催された。話題はシリアの政治的な過渡プロセスについて、そしてシリアでの軍事的なエスカレーションについてである。昨晩、この会見は、10月20日の夜に行われたが、アサド大統領がまだ…

シリア問題に関連して開始されたロシアの新しいイニシアティブ

シリアは4年前からシーア派とスンニ派の憎悪の連鎖から逃れられなくなっているが、この憎悪の連鎖から脱出するためには、ロシアがアサド政権を擁護する空爆を実行するだけでは不十分である。この空爆はアメリカ合衆国を始めとして、西洋の主要国から激しく批…

イスラエル、ハマスの軍事指導者ハッサン・ユーセフを逮捕

イスラエルの反テロリズム部隊は10月19日から20日にかけての夜間に、ラマラ近くのベイトゥナを急襲し、ヨルダン川西岸地区のハマスの軍事指導者ハッサン・ユーセフを逮捕した。ユーセフはラマラ大学での演説で、「ヨルダン川西岸地区の路上でテロが行われる…

ハマス、イスラエルへの軍事的な自殺攻撃を呼びかけ

ガザのハマス司令部は、ヨルダン川西岸のハマス組織にたいして、「自殺攻撃を実行すべきときがきた」と、イスラエルに軍事的な自殺攻撃を仕掛けるように命じている。これはイスラエルのYnetでも確認しており、とくに「エルサレムに近く、攻撃しやすい」ヘブ…

イスラム国、イスタンブールで子供たちを兵士として訓練していた

イスタンブールはますますイスラム国の「砦」としての性格を強めているようである。本日の早朝に、日刊紙のヴァタンが、昨日イスタンブールで逮捕されたイスラム国のメンバーとみられる50名の人々のうちの24人が、イスタンブールの市内のアパートで訓練され…

宗教的な色彩を帯びる「ナイフのインティファーダ」

「父祖の墓」と呼ばれるマクベラの洞窟への攻撃、聖シモンの墓への攻撃、「最初の幕屋」の近くでの待ち伏せ攻撃、ヨセフの墓への放火、キドロン渓谷やアルアクサ・モスクでの衝突。これらが示すのは、「ナイフのインティファーダ」が聖なる場所を対象とする…

プーチン大統領、アメリカのアフガニスタン政策を批判

アメリカ合衆国のオバマ大統領は、タリバンの脅威がアメリカの目標にたいする「全面戦争」を意味するものであるとして、アフガニスタンからの撤兵を2017年まで延期することを決定した。またイタリア政府も今年の秋に予定されていた撤兵を延期することにした。…

パレスチナ人、「ヨセフの墓」に放火。「怒りの日」の衝突がつづく

パレスチナでの激しい衝突は今もつづいており、「怒りの金曜日」には、ヨルダン川西岸地区のナブルスにある「ヨセフの墓」が燃やされた。この金曜日にはイスラエル軍の兵士たちとの衝突で、合計で4人のパレスチナ人が死亡している。 「ヨセフの墓」への攻撃…

トルコ、領空を侵犯した無人航空機の撃墜を発表

トルコの参謀本部は、無人機がシリアからトルコに国境を越えて飛来してきたために、トルコ空軍のジェット機がこれを撃墜したと発表した。この無人機の国籍はまだ不明であり、領空を離れるように3回にわたって警告したのちに撃墜したという。数日前にトルコ政…

ロシアとアメリカの戦闘機、視認距離に入る異例な事態

アメリカ合衆国の国防総省によると、シリア上空でアメリカ合衆国とロシアのジェット機が対峙しているという。両国の戦闘機が戦闘ゾーンで「10 kmから15 kmの距離」に近付くことがあるが、これはいわゆる視認距離であり、アメリカ軍のF-16戦闘機のパイロット…

「スマートフォンのインティファーダ」。インテティファーダでスマホはどのように活用されているか

「スマートフォンのインティファーダ」。これはベツレヘムのラジオ局「マウワルFM」のオーナーのダニー・クムシー氏が作り出した新語である。この新語は、始まってからすでに4週間が経過するパレスチナ人の蜂起を支援するために、スマホが重要な役割を果たし…

イスエラル、ドローンの響くエルサレムのアラブ人地区を封鎖

エルサレムで2件のナイフによる襲撃が発生し、ガザの国境近くでは衝突がつづいている。新たな暴力の一日は午後4時に始まった。ヘブロンからやってきたパレスチナの青年が、ダマスカス門の前で警官に襲いかかった。この若者は不審人物とみなされ、警官が身分…

イスラム国、ナンバーツーのアブ・ムスリム・トゥルクマニの死亡を確認

イスラム国の首脳部が、イラクで行われたアメリカ合衆国の空襲によって、イスラム国のナンバーツーの幹部が殺害されたことを認めた。死亡したのはイラク人のファデル・アーメド・アブドゥラ・アル・ヒヤリで、戦士名アブ・ムスリム・トゥルクマニで知られて…

イスラエルで新たなテロ。バスの乗客を殺害。ゴラン攻撃でシリアからの砲撃も

パレスチナ人によるイスラエル人への攻撃が激化し、合計で少くとも3名が死亡し、30名以上の市民が負傷した。またゴラン高原では、シリア軍とイスラエル軍が砲撃で応酬した。もっとも激しい攻撃が行われたのは、エルサレムの南のユダヤ人居住区であるアルモン…

イランの新聞社イマ、「アル・バグダディは負傷した」と発表。破壊した車列の写真つき

イランの新聞社「イマ」が、イラク、イラン、シリア、ロシアの同盟国が実行したイスラム国の幹部たちの車列の爆破写真を公表した。「イスラム国の4名の最も重要な指導者たちを殺害した」という。 「アル・バグダディは負傷した」。イランの新聞社「イマ」は…

トルコ国民、テロ問題で政府に激しく抗議

トルコのダウトオール首相はテロから48時間を経て、「自爆テロであることは間違いない。手口からみて、イスラム国の仕業であることはすぐに分かった」と発表している。しかしこの説明にトルコ国民は納得していない。人々は政府に抗議するためにゼネストを計…

「ナイフのインティファーダ」がつづくイスラエル。多くは未成年のパレスチナ人によるもの

1時間というわずかな時間に、4件の襲撃が発生し、エルサレムで少くとも6名のイスラエル人がナイフで刺された。イスラエルは警戒を強めているが、同じような衝撃が毎日のようにつづく。ネタニヤフ首相はクネセットで開かれた討論会で、「テロは破壊から生まれ…

トルコのテロ、イスラム国の関与か。野党はエルドアン政権の責任を厳しく追及

アンカラでテロが発生した翌日、犠牲者を悼み、ダウトオール政府に抗議するために多くの人々が街路に出て行進した。政府は、治安のための措置の欠陥のために殺戮を許した責任を問われているのである。一方で政府による調査では、イスラム国の関与が疑われて…

イラク空軍、イスラム国のバダグディ指導者の車列を爆撃

イラク政府軍のジェット機が、イスラム国の指導者のアブ・バクル・アル=バダグディが乗っている自動車の車列を爆撃したが、爆撃の後に残された死体の中には、バダダディの死体はなかったという。 バグダディが乗った自動車は、イラク西部のアンバール州で、…

第三次インティファーダが始まって以来初めての自爆テロ

イスラエルでは暴力行為がエスカレーションしている。ガザで、第三次インティファーダが始まって以来初めての自爆テロが発生した。アラブ人の女性が自動車を運転し、エレサレム郊外のマーレイ・アドミムの前のアル・ツァイム検問所近くに停車し、「アラー万…

トルコで大規模なテロ。86名以上が死亡

トルコの歴史においてもっとも血なまぐさいテロ事件が発生した。アンカラで平和デモが行われている最中にテロ攻撃がかけられたのである。このデモ行進は、11月に予定されており、トルコにとって非常に重要な意味をもつ選挙を20日後に控えて行われたものであ…

インティファーダが続くイスラエル。ケリー国務長官との電話会議

イスラエルでのナイフ攻撃はやむことがない。本日もエルサレムで2件の襲撃が発生し、5名が負傷した。ガザではパレスチナ人のデモ隊がふたたび国境のバリア近くで暴動を起こし、兵士たちに投石し、火炎瓶を投げた。イスラエル軍によると、デモ隊の一部の人々…

ガザの最高指導者イスマイル・ハニーヤ、パレスチナ解放のためのインティファーダを呼びかけ

ガザとイスラエルの国境で衝突が起きている。パレスチナ人の群衆が、ナハル・オズの近くで、イスラエルとの国境に設置された鉄条網を破壊し、その下に潜り込んで、前進しようとしている。イスラエルの兵士たちは発砲し、少くとも7名のパレスチナ人が死亡し、…

イスラム国、シリアのアレッポで激しい攻勢

イスラム国がシリアでふたたび攻勢を強め、アレッポを攻撃している。イスラム国はアレッポの北部で、反体制派の支配地域を攻撃して征服している。これにたいしてはロシアからの空爆が行われることになろう。一方アメリカ合衆国は、シリアの反体制派の人々を…

リビアの諸勢力、統一政府のメンバー・リストについに合意

リビアの統一政府の樹立のために合意がやっとまとまった。数ケ月にわかって、モロッコにリビアのさまざまな勢力が集まって協議してきたが、リビアを指導する新たな政府のメンバーの候補者のリストが作成された。今朝、トリポリ政府とトブルク政府がこれを持…